「YAMAHA(ヤマハ)」のトランペットマウスピースシグネチャーシリーズの「清水康弘モデル」です。ビックバンドやジャズバンド、スタジオワークをはじめ、あらゆるジャンルで活躍されている清水康弘氏のマウスピースは、多くのトランペット奏者に好評を得ています。その考えられた絶妙な数値は、通常スロート径がNo.27(3.66mm)、ジャズ用などはNo.28(3.56mm)の数値が多い中、清水モデルはそのほぼ中間の3.6mmにし、息の流れがスムーズでほど良い吹奏感を実現し、スロートの長さを通常の「YAMAHA(ヤマハ)」や「V.BACH(バック)」より少し長くすることで、ほど良い抵抗感と高音域が安定しやすくなりました。また、カップ内部エッジから2mmした周辺に『エグリ』(削り)を入れることにより、思い切り息を入れた時、カップ壁面が口唇の振動を妨げるのを緩和してくれます。バックボアは、やや細めのテーパーから掛かりだしの遅い緩やかな形状を採用し、サウンドをよりコントロールしやすく、それによる音痩せや過度の抵抗が無いように調整しています。リム＆カップインナー金メッキ仕上げで、口当たりも良く、良好なレスポンスとスムーズな吹奏感、より垢ぬけたサウンドが楽しめます。ビックバンドはもちろん、吹奏楽やマーチングバンドでも活躍できる、明るくなりすぎず高音域が扱いやすいマウスピースです。マウスピースのシャンク表面に、楽器本体に差し込む際の傷が少しついていますが、通常の摩耗程度ですので使用には問題ありません。ある楽器屋でしか購入できない限定モデルです。この機会にぜひ。